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モケットグッズ

乗車で感じた
手触りを日常に。

仕事や遊びの行き帰りで感じた
心地良い手触り。

始まりの緊張感や終わった後のリラックス感。
あの空間でしか、感じられない。

モケットグッズは、
あの手触りを日常の一部に。

初代車両0系のモケットも使われ、
懐かしさもある特別な一品。

電車やバスでしか 味わえない感触を 自宅で味わってほしい

設立100年の老舗モケットメーカーの日本シール株式会社よりモケットグッズがリリースされました。

経糸と緯糸に様々な糸をパイルとして 織り込むことにより、耐久性が高く、 滑らかな肌触りのモケットが織りあがります。

古くから鉄道車両やバスの座席の表皮材として 愛用されてきましたモケット特有の 滑らかな風合いをお確かめください。

私たちが、モケットを使った一般向けグッズを初めて販売したのは2020年の秋頃。取引先の銚子電鉄様(千葉県)からの「今までになかった鉄道グッズを作りたい」との相談がきっかけでした。

経営難が続いた銚子電鉄様はぬれ煎餅(せんべい)の販売などユニークな増収策に取り組んできたことで知られています。話し合いを重ね、車両のモケットを使ったクッションを作ることに。そのクッションを銚子電鉄サイトで販売すると、(同11,000円)と高額にもかかわらず売れ行きは好調でした。そこで「ほかの鉄道・バス会社ともコラボを」と考えました。

そして、2020年12月に発売したのは、64年に開業した東海道新幹線の初代車両0系の座席モケットを使った商品です。深い青色の生地は、当時の国鉄で広く使われたものになります。

続いて大阪メトロ様、阪急バス様、神戸市バス様、神戸市営地下鉄様とタイアップし、ペンケースやトートバッグ、ブックカバー(同3,450円)などを発売しました。

担当営業部の竹野林太郎は、どの鉄道・バスのものも価格は同じで、「技術を詰め込んだ素材を使い、ぎりぎりの値段」で販売したいという想いを貫き、SNSで人気を呼び、これまで計約650個が売れました。(2021年時点)

「全種類そろえたい」との声も寄せられ、阪急バスの担当者は「初めはどの程度需要があるのかはかりかねたが、Xで発信したところ、想定外の反響があった」と驚いていました。

モケットは、時期や鉄道・バスによって原料が違います。また、座席に使われている生地のため、機能性にもこだわりがあり、クッションの弾力や燃えにくい特殊素材が入っています。

【旧国鉄】
旧国鉄はウールとナイロンの混紡でしたが、近年はウールの価格高騰でポリエステルを使う車両が増えています。

【大阪メトロ】
ポリエステルは毛足が長いとペタッとしやすい難点がありますが、大阪メトロのモケットはウール100%の座席のもので手触りがいいです。

【阪急電鉄】
ナイロンとレーヨンを混ぜた阪急バスのモケットは柔らかさや風合いを意識し、毛足が3・6ミリと一般的なバスより長いです。グループの阪急電鉄の座席を意識した深い緑色も特徴です。

【神戸市営地下鉄】
重厚感を出す狙いで、アンゴラヤギからとれる高価なモヘアをナイロンに混ぜて使っています。このモケットはすでに生産が終了した車両に使われていたタイプで、数年後には見られなくなる「希少価値」も注目されています。

その一つ、ミヤムラ様(滋賀県近江八幡市)は観光バスの座席製造などを手がけてきましたが、コロナ禍で受注キャンセルが相次ぎ、昨年夏には仕事がほぼない状態に。そんな矢先、日本シールからモケットグッズの製造を依頼いただきました。

ペンケースのような小物の縫製は初めてで苦労もありましたが、想像以上の売れ行きに。宮村早織・生産管理課長は「苦しく暗い時期が続いた後の明るいニュースで、社員の自信につながった」と感謝するというお言葉をいただきました。

私たちは、「電車やバスでしか味わえない感触を自宅で味わってほしい」という想いを掲げてモケットグッズを提供しています。

アップサイクリング

  1. FACTORY

  2. DISCARD

  3. REUSE

  4. Upcycle

廃棄される生地に新しい価値を加える

私たちは、製造業なので、廃棄をなくしたいという想いから本来廃棄されてしまうモケット生地を利用したり、座席クッションの端材を再利用する取り組みを行っています。その一環として、モケット生地を使ったペンケースや鞄、財布などのモケットグッズを展開しています。SDGsの観点からいうと、糸メーカーでは余った生地を溶かして再利用したり、アパレル業界ではリサイクルされた生地を使った服を販売していたりと、すでにさまざまな取り組みが展開されています。私たちの取引先だと、大手鉄道会社、バス会社、家電メーカーなどもSDGsの目標を立て、取り組みの幅を広げている印象を受け、この取組みに踏み出しました。また、サプライチェーン全体の排出量である「スコープ1(直接排出量)」「スコープ2(関節排出量)」を開示していき、機能面や付加価値を考えた生産を心がけ、常に時代に合わせてアップデートしていきたいと考えております。

モケットグッズの特徴

  • 01 使用するモケットごとに異なる肌触りを体感

    普段何げなく目にしているモケットですが、時期や鉄道・バスによって原料が違います。モケットグッズはその原料の性質を活かし製造しているためそれぞれのモケットの肌触りなどを身近で感じることができます。

  • 02 廃棄生地の付加価値を考えた生産

    弊社は製造業として、廃棄をなくしたいという想いを掲げています。その一環としてモケットグッズが誕生しました。廃棄ブツに対しても機能面や付加価値を考えた生産を心がけ、常に時代に合わせてアップデートしていきます。

  • 03 東海道新幹線「初代車両0系」のモケットを使用

    1964年の東京オリンピックを控えて開業した東海道新幹線の「初代車両0系」でも弊社の生地を採用していただくきました。国鉄ブルーとして伝統ある生地のモケットグッズも展開しています。

商品のご紹介

  • 国鉄ブルー

    初代新幹線0系に採用いただいた伝統のブルー無地モケットです。現在でもこのモケットはさまざまな電車に使用されご愛用いただいています。ナイロンとウールの糸を混ぜて織りあげているため耐久性と風合いの良さを兼ね備えています。使い込むほど味わい深くなる日本シールのロングセラー商品です。

    該当商品

    • モケットクッション
    • モケット長財布

    モケットクッション

    サイズ
    40cm×40cm×5cm
    カラー
    ブルー
    素材
    表皮)ウールナイロンモケット
    中材)ブレスエアー
    原産国
    日本

    モケット長財布

    サイズ
    21cm×10.5cm×2.5cm
    カラー
    ブルー
    素材
    ウールナイロンモケット
    原産国
    日本

    国鉄ブルー


  • 神戸市交通局 様

    異人館の風見鶏や神戸タワーといった神戸のランドマークを表現したモケットです。先染め織物では色数や柄ゆきの制限があるため、キャラクターや複雑な柄などはプリントで表現することが多いのですが、糸の先染めにこだわってデザインしました。(神戸市交通局商品化許諾済)

    該当商品

    • モケットクッション
    • キーケース

    モケットクッション

    サイズ
    40cm×40cm×5cm
    カラー
    ブルー/ライトブルー
    素材
    表皮)ポリエステルモケット
    中材)ブレスエアー
    原産国
    日本

    キーケース

    サイズ
    11.5cm×6.5cm
    カラー
    ブルー/ライトブルー
    素材
    表側)ポリエステルモケット
    裏側)牛革
    原産国
    日本

    神戸市交通局 様


  • Osaka Metro様

    Osaka Metroの主要路線を走行している20系、新20系に採用されているモケットを使用しています。オレンジは一般席、ブルーは優先席、ブラウンは66系の一般席となります。関西在住の方には馴染みのあるシンプルながら多色織りをしているこだわりを感じるモケットです。(Osaka Metro商品化許諾済)

    特徴

    • トートバッグ
    • ペンケース

    トートバッグ

    サイズ
    巾 38cm(開口部50cm)×高さ28cm×14cm
    カラー
    パープル
    素材
    ポリエステルモケット・アラミド混ポリエステル(鉄道難燃対応)・別布 合成皮革
    原産国
    日本

    ペンケース

    サイズ
    20cm×6cm×1cm
    カラー
    オレンジ/ブラウン/ブルー
    素材
    ウールモケット
    原産国
    日本

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